富山市の水橋漁港で消防署員による海難救助訓練が行われました。
富山県内では昨年、海での水難事故が11件起きています。
富山市の水橋漁港で行われた消防署員による水の事故での救助訓練です。海岸も管轄する富山北消防署が毎年この時期に行っており、7日は約60人が参加した訓練は高波で波消しブロックに取り残された人や足を滑らせて海に投げ出された人を救助する想定で、状況に応じて4種類のボートや船が出動し、署員の連携を確認しました。
また今年は海に沈んだ人を救助する迅速性が救命率に直結する訓練に、新たにドクターヘリも出動しました。県内では去年海での水難事故が11件起きていて、うち7月と8月の夏のレジャーシーズンが3件で、全てが海水浴での事故でした。またシーズンを通しては最近、特に釣りをしているときに誤って海に落ちる事故が増えています。
富山北消防署では事前の天候確認をはじめ、波消しブロックや遊泳禁止区域など立ち入りが禁止されている場所には絶対に入らないよう注意を呼び掛けています。