有名産地のカキを集めて富山湾の海洋深層水で浄化し全国に出荷する「海洋深層水かきセンター」が地元入善産の岩ガキの取り扱いも始め、初出荷と試食会が行われました。
入善町の岩ガキは富山湾の海底から湧き出す地下水の恩恵を受け、栄養素が豊富に含まれていて、そのカキをさらに深層水で浄化することで、一層価値を高めるのが狙いです。
有名産地のカキを集めて富山湾の海洋深層水で浄化し全国に出荷する「海洋深層水かきセンター」が地元入善産の岩ガキの取り扱いも始め、初出荷と試食会が行われました。
入善町の水産卸会社「海洋深層水かきセンター」は、これまで県外の有名産地から集めたカキを富山湾の海洋深層水を活用して毒素を吐き出させ浄化し、東京のオイスターバーなどへ出荷していました。ここに地元漁協などの強い要請で、入善産のカキが加わったわけです。
入善産岩ガキは富山湾の海底から湧き出す地下水の恩恵を受け、栄養素が豊富に含まれていて、そのカキをさらに深層水で浄化することで、一層価値を高めるのが狙いです。
セレモニーに参加した入善町の笹島春人町長は「かきセンターには北海道から九州までのカキが集まるわけですから、入善町を「カキの街」として定着させていきたい。地元産は安定的に皆さんに提供できる体制づくりが必要。要請があれば支援もしていきたいと考えています。」と述べました。
入善の岩ガキ漁はこれからが最盛期で8月末までおよそ1トンが出荷される予定です。