社会科の合同授業で富山港展望台を訪れた山間の富山市立八尾小学校と樫尾小学校の児童たち。
地上20メートルの展望台で、外国に車を運ぶ貨物船や大きな工場があることなど、港の様子を観察し、歓声をあげていました。
海上保安庁から海の環境問題について話を聞き、川に捨てたゴミが海に流れ出て海流に乗って世界中が汚染されてしまう恐れがあることなどを学習しました。
ビニール袋を食べたイルカや、網が絡まったオットセイなど、海洋ゴミに苦しむ動物たちが写真で紹介され、興味深そうに説明を聞いていました。八尾小学校の大田佐由里教諭は「自分たちの何気ない行動が地球全体の大きな流れに組み込まれていることを感じてほしい」と話していました。