滑川高校では、海洋科の生徒が命の尊さや環境保全の大切さを学ぶために、12年前からサクラマスの養殖に取り組んでいます。
大きさや重さ、色、肉質などのデータを蓄積して、安定的な飼育環境の整備に向けて、6月21日、海洋科の3年生23人が、1年生のときから育ててきたサクラマスを水揚げしました。
サイズは例年並みで、大きいもので体長はおよそ35センチ、重さは700グラム。
実習では、地元のレストランのシェフからサクラマスのさばき方のコツなどを教わりながら、ます寿しの作り方を学び、出来上がったます寿しを試食しました。
生徒は、「こうやって命をいただいていることに感謝していかないといけないなと思う」と語っていました。