海に流れ着いた漂着物によるアート作品の展示会が富山県氷見市の海浜植物園で開かれました。これは、海洋ごみ削減の意識を高めようと同園と環日本海環境協力センターが主催したものです。
環境協力センターが去年、この園の近くの松田江浜で行った調査では、100㎡あたりおよそ3・5キログラムもの漂着物が見つかっています。
展示されているのはこの松田江浜で拾われた漂着物を使って、富山大学芸術学部の学生と地元の窪小学校の児童が作った作品27点。
中には靴で架空の生物を模したものや、ペットボトルの蓋など小さな漂着物を石膏で固め、砂浜を表現し、問題意識を投げかける作品もありました。
学生は作品を作ることでより深く考えるようになったと言います。