今、SNSで話題のご当地ゆるスポーツ「ハンぎょボール」をご存じでしょうか?
2018年に富山県氷見市で生まれたこのスポーツ。氷見市は、越中式定置網の発祥の地として漁業が盛んなまちです。特に、ブランド魚「ひみ寒ぶり」は全国的にも有名です。氷見市は、ハンドボールも非常に盛んで、毎年3月に「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」が開催されます。氷見市では、この2つの魅力的なコンテンツを組み合わせ、更なる地域ブランディングとハンドボールの社会的価値の向上を目的にこのスポーツを開発しました。
老若男女、スポーツが得意な人、苦手な人、そして健常者も障害者も誰しもが楽しむことができるスポーツ。一般社団法人世界ゆるスポーツ協会が開発を行っています。
ブリのぬいぐるみを脇に挟みながらプレーするのが特徴で、得点をすると脇に抱えたブリが出世。
コズクラ30cm 1pt、フクラギ55cm 4pt、ガンド75cm 6pt、ブリ100cm 7ptとなっていきます。ボールを投げるときは、必ず脇にブリを挟んだ側の手で投げます。ゴールをした時は、味方チームみんなで「出世」とコール。反則行為を行うと、「冷蔵庫」へ送られてしまいます。※反則行為にも、それぞれ富山弁で名前がつけられており、とてもユニークです。
だらぶつ(ばか)・・・ブリを持っていない手でボールを投げた時。
はよせーま(はやくしろ)・・・ボールを持って3秒より長く動かなかった場合。
他にも、面白い名前の反則行為が沢山あります。
氷見市では、市内の女性や高齢者に“ゆるスポーツ”の体験として実施した他、小・中学校の授業、大学生の合宿でのレクリエーションでの活用など、様々なシーンで行われています。
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。https://yurusports.com/sports/gotouchi/hangyoball