氷見の冬の味覚、海藻「ナガラモ」の漁が解禁され、1月25日(水)氷見漁港で、水揚げされた「ナガラモ」の初競りが行われました。
「ナガラモ」はネバネバとした、食感が特徴で氷見市沿岸に自生しています。「ナガラモ」は海藻のヌメリ成分の「フコイダン」がわかめの約5倍、さらにミネラル、食物繊維、ポリフェノールなど健康に良い成分が含まれているとされ、コレステロールを下げたり、丈夫な骨を作ったり、便秘解消の効果があるそうです。
25日の初競りでは、氷見漁港ではおよそ390キロのナガラモが水揚げされました。競り人の威勢の良い掛け声とともに仲買人たちが次々と競り落としていました。氷見漁業協同組合では、資源保護のため漁師1人あたりの水揚げ量を1日15キロに制限しています。
今年は生育が遅く、例年より10日解禁が遅くなりましたが、初セリ後の出荷量は例年並みで質もいいということです。
氷見市内の飲食店や宿泊施設では、「ナガラモ」を細かく刻んで、ご飯にかけて食べる「海とろめし」を提供しています。ぜひ、皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか?