物流や包装資材の企画・設計を手掛ける富山市のTSK株式会社は、海洋プラスチックごみ削減に取り組んでいます。
従来、プラスチック製が主だった、製品の搬送用トレーに着目し、紙のパウダーが主な原料の新素材「マプカ」を活用したパッケージを開発しました。
「マプカ」は丈夫で耐熱性にも優れ、可燃物として廃棄できることから、環境に配慮したポストプラスチック素材として注目されており、近年需要が高まっているといいます。
TSK株式会社の担当者は「メーカーが脱プラスチックに取り組み、そもそも供給するプラスチックの量を減らすことが、社会全体の環境負荷の低減につながる」としています。