氷見高校では地元の海の「磯焼け」を解決しようと浅瀬にいるウニを回収し、陸上の施設で養殖して
付加価値化を図る取り組みを3年前から続けています。ところが能登半島地震の影響でウニの養殖施設が断水し、育てたウニが全滅。養殖は中断を余儀なくされましたが一方で、ウニの「殻」を有効活用した商品づくりの模索が続けられてきました。
高校生の思いに賛同しウニ色のTシャツを開発したのが小矢部市に生産拠点を置くスポーツアパレルメーカーゴールドウインです。去年春に再開されたウニの回収と養殖。身の少ないウニに生徒たちが廃棄野菜を与えて育てた養殖ウニがメニューになりました。氷見高校では今後ウニの特産化も目指します。