アニメ化されたのは高岡市太田地区にあるため池「与茂九郎池」にまつわる民話です。舞台となった地区の小学校で開かれたアニメ作品の上映会、児童66人が古くて新しい言い伝えに触れました。
日本財団と日本昔ばなし協会は、全国各地に伝わる民話や伝承をアニメ化し、子どもたちに語り継ぐ取り組み「海ノ民話のまちプロジェクト」を2018年から進めています。民話「与茂九郎池」は池の干ばつに困り果てた太田の村人がはるばる信州の戸隠神社まで水乞いをしに行くお話。物語に登場する白い龍が巻きついた弁天様はいまも、地元の有磯神社に祀られています。上映会のあと、地元の観光協会による特別授業も行われました。