天然のいけすと呼ばれ、豊かな海の幸を育んできた富山湾。その富山湾の異変について8月、県水産研究所が調査結果の中間報告を行いました。
元日に発生した能登半島地震の影響で海底地滑りが発生し、富山湾を代表する海の幸、シロエビやベニズワイガニの漁獲量減少の要因となっている可能性があるといいます。
「富山湾の宝石」と称され、全国的な知名度と人気があるシロエビは漁期である4月から6月までの漁獲量が去年の2割以下に低迷しています。
ベニズワイガニの漁獲量も地震後から5月までの漁期で去年の4分の3に留まっています。
漁師たちの声を取材しました。