富山県朝日町で10月8日(日)に、5年ぶりに開催された「タラ汁まつり」。
朝日町でタラ漁が盛んだったのは昭和30年から40年代です。漁へ出た男たちを温かく出迎えようと漁師の女房たちが流木を集めて大鍋を沸かし、味噌とタラを入れ煮込んで作ったのが、「タラ汁」のはじまりとされ、鍋で簡単に調理できることから家庭でも日常的に食べられるようになり郷土料理になりました。
至ってシンプルな料理だが、海の幸の美味しさを十分に引き出すごちそうです。
祭りは朝日町の伝統の味を広めようと2010年から始まりました。
タラの不漁や新型コロナの影響で5年ぶりの開催となりましたが、県内外の多くの人が舌鼓を打っていました。