磯焼けウニを育てて商品化へ・廃棄野菜の有効活用へ!富山県氷見市で進む、高校生によるユニークな取り組みが注目を集めています。
主役は氷見高校海洋科学科の生徒たち。いま、魚の生息地、藻場の海藻を食い荒らし、商品価値となる食用部分が少ない状態で大量発生する「磯焼けウニ」が富山湾でも大きな問題となっています。
「地元で廃棄されるはずの規格外野菜をエサに与えて育てれば、駆除されるはずのウニを商品化できるのでは?」去年4月に取り組みを始めた氷見高校の生徒たち。週に一度海岸で約200匹のウニを集めて…。全国屈指の集客力、東京・池袋のサンシャイン水族館で紹介されるなど、地域を巻き込む挑戦に期待が集まっています。