海に流れ出るプラスチックなどのごみを減らそうと、富山市内の川にオイルフェンスが設置されました。
これは、富山湾に流れ出す海洋ごみの約8割が陸地から流れ出ているという国の調査を受けて富山市が日本財団と連携し、5年前から行っています。
これまでは、網場とよばれる網を使っていましたが、草木が絡まり設置やごみの回収作業に人員や時間が必要なため、効率よく進めるためにオイルフェンスが設置されました。
オイルフェンスは9月末まで設置され、ごみの調査結果は、市のホームページで公表し周知を図るそうです。昨年度は3か所で調査をしたところ約50キロのごみが回収され、このうちプラスチックごみが半数以上を占めていることがわかっています。