氷見市の阿尾地区でヒラメの稚魚の放流が行われました。
放流したのは地元漁師と阿尾保育園の園児22人です。
この放流事業は氷見市水産多面的機能発揮対策協議会が氷見の美しい海を守り、資源の管理や安定などを目指して、30年以上前から行っているものです。
放流されたのは、今年4月に生まれた全長約8センチ、重さ約5グラムのヒラメの稚魚、約7000匹。
園児たちはバケツに入った稚魚をそっと海に放ち、「大きくなってね、元気でね」と声をかけていました。
氷見漁協では地元の園児と放流事業をすることで、小さい頃から魚に関心を持ってほしいという思いがあると話しており、この事業は2日間行われ、3万9000匹を放流しました。