南砺市で井波彫刻発祥の寺院とされる瑞泉寺で毎年この時期に行われている「さばずし」の漬け込み。
300年以上前の江戸時代から始まったとされ、今でも同行と呼ばれる寺の手伝いなどをする人が作業にあたり、伝統が受け継がれています。
さばずしは専用の樽にサバを敷き詰め、炊いた米や塩、トウガラシ、麹などを何層にも重ねたうえに、およそ50キロの重しを乗せて2カ月間漬け込みます。
今年は新型コロナによる制限も緩和されていることから、サバの数をコロナ禍前と同じ600匹に戻したという。
切り身にすると1000枚以上になるサバを一枚一枚手作業で漬け込んでいました。