将来、海や船のスペシャリストを目指す富山高専商船学科の学生たちが、
年に一度行われる海で命を守るための実習に挑みました。
遭難時の救命技術や生存技術を学ぶ
「船舶安全学」の一環として行われた
洋上救命講習には、
富山高等専門学校商船学科の4年生43人が参加しました。
乗船中に事故が起き、避難が必要な事態を想定し、
船から海に飛び込み、服を着たまま救命筏を目指して泳ぎます。
8人程でチームを組み、仲間と助け合い、
励まし合いながら岸を目指し泳ぎます。
今年4月、北海道・知床半島沖で観光船の水難事故が発生したこともあり、学生たちは真剣な様子で実習に臨んでいました。