寒ブリで有名な富山県氷見市で、
廃棄される魚の皮を加工し製品化する取り組みが行われています。
取り組みを行っているのは野口朋寿さん。
鮮魚店で出たブリやタイの皮を丁寧に時間をかけて加工し、丈夫で魚臭さもないフィッシュレザーに生まれ変わらせています。
財布やスマホケース、カードケースなど
独特なモノづくりは全国から注目され、
東京のデパートやニューヨークのブティックでも販売されるほど。
中には富山湾で捕獲され譲り受けた深海魚の皮を使ったサンプルの製品も。
フィッシュレザーを通して野口さんは、
廃棄される魚の皮がたくさんあること、
また魚に関心を持ってもらうことで
海の資源を守る意識が広がればと願っています。