魚の生息地や産卵場所となる
「藻場」の再生を目指し、
6月に朝日町で行われた
あるユニークな取り組みを紹介します。
6月11日、朝日町の大屋海岸には、東京や大阪など、
県内外からおよそ30人が集まりました。
泊漁協が企画したあるイベントに参加するためです。
イベントの名前は「ウニ駆除大作戦」。
その名の通り、素潜りで浅瀬に潜むウニを
獲って駆除しようというこのイベント。
駆除する理由は、ウニが海藻を食べてしまい、
魚の生息地や産卵場所となる
「藻場」が減少する一因になっているからです。
しかも、この海岸に生息するウニは、
身が少なく、食用には向いていません。
この取り組みに賛同した参加者が、
ウェットスーツを来て、
次々に海に入っていく姿が見えました。