射水市で去年の夏からヨット製作に挑戦する
オーストラリア出身のケビン・モクシーさん(61)。
作っているのは全長14メートル、
幅8メートルの2つの船体を甲板でつなぐ
双胴型と呼ばれる大型のヨットです。
実はケビンさん自身、ヨット製作は初めて。
県セーリング連盟などで作るサポートクラブや
地域の人たちの協力を得て、
およそ10か月かけて2つの船体を作り上げました。
船体は船底を上にして作っているため、
この日、ひっくり返す作業が行われました。
固定していた台座を切り離し、
4か所に設置した手動のクレーンを使い、
およそ1トンの船体を2時間かけて転回。
この後、船体をつなぐ甲板や住居スペースが作られ、
完成は3年後を目指しているそうです。