高さ46メートルもある船のマストで作業が行われているのは、
海の貴婦人と呼ばれる帆船・海王丸です。
船の全ての帆をはる総帆展帆がゴールデンウィークに行われました。
帆を張っているのは県内外から参加したおよそ50人のボランティアです。
みんなでロープを引っ張り、およそ20枚ある帆を張っていきます。
そしておよそ1時間半後、作業が終わりました。
晴れ渡る空のもと、白い帆をはった海王丸がたたずむ姿は絶景です。
その美しい姿を見ようと訪れたカップルや家族連れは記念撮影をしたり、
船に乗ったりして楽しんでいました。
今年で誕生から92年を迎えた海王丸。
これからも多くの市民に素敵な景色を見せてくれそうです。