漁港で、船に乗り込む子供や大人。いったいどこへ向かうのだろうか?目的地は富山湾最大の島・虻が島。虻が島は、氷見市の灘浦海岸から沖合1.8キロにある島で、県の天然記念物に指定されている。
毎年、行われている地元の小学生による清掃活動など、特別な理由がなければ、立ち入ることができないこの島だが、今年2月、氷見市の定置網漁が、日本農業遺産に認定されたことを記念して、氷見市観光協会が自然観察ツアーを企画した。
そのツアーが、今月7日行われ、応募した21人が上陸した。参加者は、氷見市自然保護員協議会の職員から解説を聞きながら南方系と北方系の植物が自生する豊かな自然について学んだ。