「ヒスイ」がとれることで知られる富山県朝日町の宮崎海岸には、近くで店を構える料理旅館が50年以上にわたって営業を続けている海の家がある。
実はこの海の家、去年8月に波を受け、資材のほとんどが流される被害を受けていた。
甚大な被害を受けながらも今シーズンの営業に踏み切ったのは、毎年この海の家を楽しみにしている常連客の存在があったから。
屋根は調達が間に合わず、ホームセンターで購入したテントで代用。1年ぶりの営業再開に利用客からは笑顔がこぼれた。
また、今シーズンから、より安全に海水浴を楽しんでもらおうと、ライフジャケットを無料で貸し出す取り組みを開始。店主の米谷さんは海での安全と楽しい思い出を提供できればと話しています。