日本の渚100選にも選ばれている高岡市の松太枝浜に打ち上げられた漂着ごみ。
地元の太田小学校の児童と伏木海上保安部の隊員が協力して、どんな種類のごみが漂着しているのか調査を実施。小学生が様々な種類のごみを拾い、海洋環境の保全について学ぶ様子を取材しました。
環境省によると、4年前、国内に漂着したごみの量は年間およそ58万トン。県内の海岸にもおよそ1800トンの漂着ごみが確認されています。
ペットボトルなどのプラスチックボトルが分解されるまでには、450年という気の遠くなるような長い時間がかかると言われています。未来へ青い海を残していくために…まずは、自分たちに何ができるか身近なところからの取り組みをご紹介します。
参加した子供たちの声を紹介します。
「プラスチックとかたくさんあるんだなと思った」
「タバコとか結構あぶないものもあったのでこれからもとっていきたい」
「自分でもゴミを決まったところに捨てるよう気をつけたい」
…改めて実感されたようですね。
伏木海上保安部警備救難課西戸一徳課長
「みんながこの活動を通して、自分たちもゴミを捨てないという気持ちを持ってもらえればいい…」
この漂着ゴミ調査は自分たちが出したゴミが巡り巡って漂着ゴミになってしまうことを子どものうちから実感してもらうと続けられているそうで、沿岸地域だけでなく河川の流域でもごみを流さないよう気を付けたいものですね。