氷見沖のクルージングがきょうから始まりました。クルージングは阿尾沖や定置網周辺の氷見沖を30分ほどかけてゆっくりと回る観光船です。きょうは、関係者が集まって安全祈願祭が行われました。今年のクルージングは一味違います。氷見沖では、3月頃から毎日イルカの泳ぐ姿が確認されていて、クルージングでも新たな観光資源にと「イルカ観察」をルートに盛り込みました。船の上から間近でイルカが見られるとあって初日のきょうは多くの観光客が訪れました。クルージングの間、イルカたちが優雅に泳ぐ姿が何度も見られ観光客は指を差すなどして嬉しそうに眺めていました。地元の人たちはこのイルカは、個体の特徴から石川県の能登島から移動してきたミナミハンドウイルカではないかとみています。氷見沖クルージングは11月末まで漁業文化交流センター前から毎日運行されます。