日本が議長国を務めたG20大阪サミットでまとまったのが新たな海洋プラスチック汚染を2050年までにゼロにする目標。それに向けた日本の対策の柱の1つがレジ袋の削減です。
富山県は2008年、全国に先駆け、県をあげてレジ袋の無料配布の廃止に踏み切りました。
スーパーなど県内500店舗以上が実施し、これまでにレジ袋を15億枚削減、マイバッグの持参率は95パーセントと全国トップ(富山県調べ)です。
1人あたりの使い捨てプラスチックの使用量が、アメリカに次いで世界2番目に多いとされる日本、
環境省は富山県の取り組みを先進事例に身近なレジ袋の削減から海洋プラスチックごみ対策を進めていく方針です。