水槽の中を泳ぐサクラマス。
滑川高校海洋科資源増殖系の生徒が2年半をかけて卵から人工飼育しました。
成育の過程で与えたのは滑川高校の薬業科が開発したアスタキサンチンを多く含むエサ。アスタキサンチンにはサクラマスの身の色を鮮やかなサーモンピンクにしたり、抗酸化作用でより病気に強くなる効果があるといいます。
この日は12匹のサクラマスが水揚げされ、今年で10回目の水揚げ。
体長は40センチを超え、重さも1キロ以上といつもの年のように大きく育っていました。
生徒たちはサクラマスの加工も学び、地元のレストランから招かれたシェフが三枚におろす方法を指導しました。