富山の海のシンボルであり、海の貴婦人として親しまれる「帆船海王丸」は、商船学校の練習船として誕生した帆船で、昭和5年2月14日に進水して以来、59年間に106万海里(地球約50周)を航海し11,190名もの海の若人を育てました。1989年に引退し、射水市にある海王丸パークでは、現役当時の姿のまま、公開されています。 海王丸では、毎年4~11月の間に、約10回開催される海王丸の「総帆展帆」(=29枚すべての帆をひらく)が行われています。
「総帆展帆」
①展帆作業…体操→解帆→展帆→登舷礼(約1時間30分)
②一般公開(約3時間)
③畳帆作業…体操→絞帆→畳帆→登舷礼(約1時間)
富山をはじめ、石川、長野、新潟、神奈川など県内外の方など、約720名が登録しています。海王丸ボランティアには、帆を開く作業に参加する展帆ボランティアと真鍮磨きや帆の製作などに参加できる甲板ボランティアの2つのボランティア活動があります。
海王丸ボランティアに参加すると
①海王丸乗船料が無料(本人に限ります)
②作業帽や安全帽等の無料貸与
③餅つきなどの各種海王丸行事に参加
④船内に名札を設置、参加実績に応じた表彰制度あり
4つの特典があります。
応募資格は、15歳以上の健康な方(未成年者は親権者の承諾が必要)となっており、 詳しくはぜひ、こちらをご覧ください。 海王丸ボランティア募集
http://www.kaiwomaru.jp/volunteer
お問い合わせ先: 公益財団法人伏木富山港・海王丸財団(担当:海事課)