富山湾を代表するブランド「ひみ寒ぶり」は今月6日で今シーズンの出荷を終え、漁獲量は3万7千本あまりの豊漁でした。漁協などで作るブランド対策協議会は今シーズン、去年11月21日から6キロ以上のものを「ひみ寒ぶり」として出荷していました。漁は12月が最も好調で、3日に2千本を超えたほか、1日千本を超える日が続きました。年明けからは徐々に数が減ったものの、終了日前日5日までの漁獲量は累計3万7341本でした。2014年度以来、6シーズンぶりに3万本を超え、豊漁となりました。今後のぶりについては、氷見産ぶりとして取り扱いされます。
「ひみ寒ぶり」開始および終了宣言は、判定委員会(氷見魚ブランド対策協議会が組織する生産者・仲買人・漁協の代表で構成)が水揚げされるブリの型・大きさ・数量等を総合的に判断したうえで行います。(今シーズンは6キログラム以上を「ひみ寒ぶり」とすることに決定しました。)今年度は豊漁だった「ひみ寒ぶり」、来年度も豊漁になることを期待したいです。